「子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会」が、2020年度中学校教科書採択に向けて、2021年度以降中学校で使用される教科書について、社会科歴史的分野、社会科公民的分野、道徳の3種類について内容の分析をおこなっている。

2020年、教科書展示会参考資料(2021年度使用中学校道徳教科書) - 子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会
*あなたが採択してはならないと考える教科書、採択してほしい教科書を、その理由と共にアンケート用紙にはっきり書いてください。*この資料で取り上げている各教科書の長所・短所以外にも、あなたの視点で教科書を読み、たくさん意見を書いてください。*意見は何枚でも書けます。できたら一つのテーマで1枚書いてください。*意見は記名でも...
当方ではまだ教科書の現物を読んでいないので、内容の詳細への言及は現時点では控える。
とはいえども道徳については、資料を読む限り、前回の2018年教科書採択で大問題になった「日本教科書」、問題となった構成や教材が、改訂版でも引き継がれている様子。
2018年版で「問題のある教材」として批判を受けた「十四歳の責任」「雨の日のレストラン」「ライフ・ロール」などが、改訂版でも引き続き掲載されている様子。

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長時間労働や私生活犠牲などの働き方を当然視する内容、家庭内でのジェンダー・ロールを肯定する内容など、新しい時代にはふさわしいものだとはいえない。
また道徳の到達状況を数値評価する構成も引き継がれているとのこと。
こういう教材はどうなんだろうか。
教科書展示会は6月前後にかけて、各地でおこなわれることになっている。展示内容をチェックした上で、よりよい内容のもの採択を求めたい。