「いじめで不登校」第三者委員会設置へ:滋賀・立命館守山中学校

滋賀県守山市の私立立命館守山中学校でいじめがあり、2020年3月に卒業した男子生徒が卒業まで長期間不登校になっていたことがわかった。

同校ではいじめ防止対策推進法に規定する重大事態の疑いがあるとして、第三者委員会を設置する方針で調整しているという。

「京都新聞」2020年4月14日付『1年時に同級生から暴言、卒業まで不登校に 滋賀の中学校、いじめ疑いで第三者委設置へ』が報じている。

いじめ事案の経過

記事によると、この生徒は1年だった2017年5月~8月、所属していた硬式テニス部でいじめを受けていた。練習でミスをすると「目が見えへんのか」「耳聞こえへんのか」などを暴言を浴びせられる、下校中に無理やりジュースやお菓子をおごらされるなどしたという。

生徒はは同年8月から部活を休み、2学期以降3年卒業まで不登校になった。

生徒側は2017年7月、いじめについて、学級担任でもあった当該部活顧問に相談していた。また保護者は学年主任にもいじめについて調査を求めたものの、「調べてみます」という返答があっただけでその後調査結果に関する連絡はなかったと訴えている。

生徒側は2019年、私学行政を管轄する滋賀県に相談した。学校側は県から連絡を受けたのちに学内調査を実施し、第三者委員会設置意向を伝えたという。

対応が後手に

記事を読む限り、対応が後手に回っていたのではないかと疑わざるを得ない状況になっている。2017年の時点で学校側が放置していたと批判されてもやむを得ない。

いじめは被害者の人権を侵害する行為であり、認知次第速やかに対応すべきものである。放置した上に、卒業まで登校できない状況に追い込んだなど、本来はあってはならない。