新型コロナウイルス:兵庫県立高校「学校再開はおかしい」生徒らがネットで署名活動

兵庫県教育委員会は、新学期の2020年4月8日より一定の対策をとった上で県立高校を再開する方針を決めている。

2020年4月3日付の通達によると、県内での新型コロナウイルスの発生状況に応じて「第1学区・第2学区・第4学区(神戸・淡路、阪神・丹波、中播磨・西播磨)」「第3学区(東播磨・北播磨)」「第5学区(但馬)」の3エリアに分け、エリアごとに時差登校、短縮授業、下校時間の指定、校外での学習・活動の制限、部活動の制限などの措置を講じた上で、学校を再開するとしている。

追記:
兵庫県教育委員会は2020年4月6日、但馬地域以外の県立高校について、当初の授業再開方針を変え、4月19日まで休校を継続する方針を発表。

この措置に対して、兵庫県立高校に通う生徒らが「感染拡大が収まらない中で学校を再開するのはおかしい」としてインターネット上の署名サイトを通じて署名を集めている。複数の県立高校の生徒らが賛同し、5月の大型連休までの休校延長を求めている。開始後3日間で約1万5000人の署名が集まったという。

学校再開の問題については、一般的にいえばそれぞれの地域の状況に応じて、専門家などの見解も踏まえて適切に判断されるべきである。当ブログとしては各地の具体的な地域での学校再開措置の是非については言及する立場ではないので、兵庫県教委の判断については「見解の一つではある」というだけにとどめる。

その一方で県教委の措置に対して、教育を受ける主体者・当事者としての生徒が不安になっている。このような状況だということは、県教委側の説明不足は否めないということにもなる。

当事者の生徒が置き去りのままでは都合が悪い。県教委は生徒の不安に耳を傾け、少なくとも納得のいくレベルで十分な説明をしていくことや、場合によっては判断を修正することも選択肢に入れることも必要ではないか。

(参考)
◎“学校再開はおかしい” 高校生がネットで署名活動 兵庫 (NHKニュース 2020/4/6)