群馬県立高校いじめ自殺、調査状況を通知「いじめ有無には触れず」

群馬県立勢多農林高校2年だった女子生徒が2019年2月に自殺し、背後にいじめが指摘された問題で、群馬県教育委員会の第三者委員会が2020年3月までに、調査経過の報告書をまとめ遺族側に通知した。

報告書では、対象者への聴き取り・同級生らへのアンケート調査の日程や回数などについての経緯は記されたものの、聴き取り対象者やアンケートでの回答内容や、いじめの有無については触れられておらず、最終報告の予定時期についても記載がないとされる。

アンケートを郵送した生徒の数についても触れられているが、対象となったクラス・部活の生徒のうち返送があったのは半分程度だったという。これについて遺族は、「学校側が口止めしていたから、生徒らが萎縮しているのではないか」とみているとされる。

群馬県立勢多農林高校生徒自殺:同級生への「いじめアンケート」実施
 群馬県前橋市の群馬県立勢多農林高校2年だった女子生徒が2019年2月、いじめ被害を訴えるメモを残して自殺した問題で、群馬県教育委員会が設置した第三者委員会が、同級生に対していじめの有無を確認するための記名・記述式のアンケートを実施している...

現時点では調査結果は不透明な状態となっている。公正な調査をおこなうためにも、経過をできるだけ遺族側に透明にしながらの対応が必要となってくる。