さいたま市立中学校生徒自殺:第三者委員会設置求める遺族に校長が圧力発言か

さいたま市立南浦和中学校で2018年8月、当時1年の男子生徒が自殺し、背後に部活動顧問の不適切な指導があったと指摘された問題で、第三者委員会の設置を求める遺族側に対し、同校の益子慶次校長が圧力をかけて断念させると受け取れるような発言をおこなっていたことが、2020年3月28日までに指摘された。

当該案件については遺族は一度見送ったものの、支援者の支援を受けて思い直して再び調査を求め、第三者委員会が設置され調査中だという。

報道によると校長は、「写真をずるい週刊誌がネットに上げる」「(男子生徒の)妹にも調査が入る」などと発言したと指摘されている。第三者委員会が設置された場合、同校に入学予定の妹への学校生活での配慮がおろそかになるという趣旨と受け取れる発言もあったとされる。

このようなものは、全く道理のない恫喝ではないか。

そもそも自殺の原因として、生徒が所属していたバドミントン部での、顧問教諭の暴言や威圧的な態度と関連があったのではないかと指摘されている。また学校側は顧問教諭が以前にも別の生徒への暴力行為・「体罰」や、暴言や威圧的な態度を把握しながら、生徒の自殺の際に遺族側に詳しく説明していなかったとも指摘されている。

学校側の対応は隠蔽そのものではないか。隠蔽を正当化するために、被害者側が不利益を受けることを示唆するような発言をおこなうなど、とんでもないことではないかといえる。