郡山女子大学が会見:大学・附属高校関係者への差別があったと訴え

郡山女子大学(福島県郡山市)は2020年3月26日に記者会見し、同大学教員が新型コロナウイルスに感染したことをめぐり、今後の対応について学長らが説明をおこなった。その中で、関係者への嫌がらせや差別的な扱いが多数あったことを明らかにした。

▼教職員の子どもが、保育所での預かりや、学習塾への通塾を拒否された。▼教職員の配偶者が勤務先から出勤停止扱いされた。▼買い物に出た大学関係者の家族が、知り合いから「来たらダメ」と言われた。――といった内容のハラスメントがあったという。電話では100件以上のハラスメント「電凸」があったともされる。

また附属高校でも数十件の嫌がらせがあったと訴えた。「附属高校の生徒が部活動で登校した際に、通行人から『コロナ・コロナ』と後ろ指を指される事例があり、制服登校を中止した」といった被害訴えがあったという。

同大学は、感染した教員との濃厚接触者の中に発症者がいなかったことから、教職員の出勤を再開し、4月の入学式は規模を縮小した上で実施するとしている。

新型コロナウイルス問題に関する言われなき差別が広がっていることには愕然とする。状況をより詳細に把握した上で正しく対応するべきなのに、それをせずに関係者というだけで排除したり暴言を吐くような対応をおこない、関係者への偏見・差別となっているのはとんでもないことである。