「子ども本の森 中之島」新型コロナウイルスの影響で開館延期に:大阪市

建築家の安藤忠雄氏が設計した大阪市の児童図書館「子ども本の森 中之島」。2020年3月1日に新規開館予定だったが、新型コロナウイルス問題の影響を受けて開館が延期になっている。

現時点では開館時期のめどが立っていないとされる。

開館に先立って2020年2月にマスコミ向け内覧会がおこなわれたという。図書館があることは喜ばしいこととはいえども、必ずしも利用者本位の設計にはなっていないという気になる点も見受けられた。

同館では壁一面に本を展示し、天井近くの高い場所にまで本棚に本が並べられている。これでは、子どもが手に取って本を読めないという問題点が出てくる。

これについては、天井近くの高いところにある本は、同じものを手に取れる場所にも並べているという説明がされている。確かにその手法で手に取って読めることができるものの、それでは天井近くにある本は単なる「飾り」に過ぎない、本が本として活用されていない、同じ本を複数購入したが一部を飾り専用にしているということにもなってしまう。そのような、費用面でも本の文化的な利用という意味でも「もったいない」やり方でいいのだろうかという疑問も感じてしまう。