臨時休校問題、「直接専門家の意見をうかがったものではない」首相答弁

新型コロナウイルス対策として、安倍晋三首相が突然要請した「学校の臨時休校」問題。この問題に関する国会質疑が、2020年3月2日の参議院予算委員会でおこなわれた。

安倍首相はこの「要請」について、学校での集団感染防止とした一方、「直接専門家の意見をうかがったものではありません」などと答弁した。

もとより法的にはあくまでも要請に過ぎず、本来は学校や教育委員会がそれぞれの学校や地域の実態を踏まえて決断することではある。しかし、首相発言が学校現場に強い影響を与える形になって、また事前の準備期間や体制などもほとんどとられないまま休校となったことで、学校現場にも家庭にも混乱を生んでいる。

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全国一斉休校要請で混乱続く
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この問題については、引き続き検証していく必要がある。