尼崎市立小学校いじめ事件:加害者側保護者を相手取り提訴

兵庫県尼崎市立小学校で2016年、当時3年だった女子児童が同級生から継続的ないじめを受けて不登校になるなどしたとして、被害児童(現在6年)と保護者が2020年2月7日、加害児童の保護者を相手取り、約500万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁尼崎支部に起こした。

児童は、同級生の女子児童から頭をたたかれる、髪の毛を引っぱられて転倒させられるなどの暴行を受けたという。また、ノートに落書きされるなどもした。暴行・嫌がらせは半年以上にわたって続いた。

児童はいじめが原因で抑うつ症状を発症し、4年時の5月より不登校状態となった。2020年時点でも、不登校状態のままとなっている。

学校側は2018年、いじめを「重大案件」と認定する報告書を出している。一方で加害児童側の保護者からは謝罪などは一切ないままとなっているとして、訴訟に踏み切った。

極めて深刻で重大な案件である。被害者側の受けた心身の苦痛ははかりしれないものである。加害児童の保護者側の対応もおかしいのではないかとも感じる。

やむにやまれない形で裁判を起こすことにはなるが、少しでも被害者側の被害回復につながるような結果になってほしいと願う。