岐阜県の「4時禁」ルール:生徒への監視・干渉はどうなのか

岐阜新聞2020年1月21日(ウェブ版)に『4時禁はブラック校則か?「監視されている気分」「安全考慮」』が掲載されている。

記事で指摘された内容

記事によると、岐阜県西濃地域の学習塾経営者から寄せられた情報として、地域の中学校には「4時禁」ルールがあるという。主に中学校で、午前中で授業を終わって下校したときでも生徒は午後4時までは自宅待機し、外出してはいけないというルールがあるとされる。

岐阜新聞が調査・取材をおこなうと、西濃地域に限らず岐阜県内各地で同様のルールが設定されていることが判明したという。中には、ルールを破った場合は反省文提出を求める学校もあるとされる。

教育委員会によると、「適用されるのは、教職員の研究授業などで一部の生徒が授業を受け、ほかの生徒は帰宅しているような状況。帰宅した生徒にも自宅で有意義に過ごしてほしい」「通常は学校にいる時間。安全への配慮」などとしている。

生徒からは「地域の人もルールを知っていて、監視されている気分。密告合戦になることもあり、くだらない」「また反省文を書かせるぞと脅してくる先生もいる。でも、別に勉強したくないわけじゃない。空き時間をどう過ごすか、自分で決められないのは変だ」などの声が寄せられたという。

このようなルールは妥当なのか?

全く馬鹿げたルール強制だと言わざるをえない。

生徒が空き時間をどう使おうが、それは生徒自身が自ら決め、裁量に基づいて自由に行動すべきものである。それを自ら判断し育成する力を付けさせることが重要である。私生活に介入・干渉することはおかしい。校外での安全確保は学校が抱え込むべきものではなく、家庭教育の裁量や地域での取り組みなどに委ねられるべきものではないか。