神戸市立小学校恐喝いじめ、被害者が提訴

 「神戸市中央区内の神戸市立小学校に通っていた当時、同級生から暴力や恐喝などのいじめを受けた」として、被害に遭った児童(現在は中学校1年)とその両親が、加害児童側を相手取り計約176万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴していたことがわかった。

 提訴は2019年11月22日付。

 児童は小学校4年時の2016年から6年時の2018年9月にかけ、同級生だった男子児童1人から「ゲームセンターに行くから金を出せ」「親の財布から取ってこい」などと恐喝され、暴行を受けるなどした。被害額は、確認された分でも6万円にのぼった。

 児童側は2019年9月に警察に被害届を出したが、「警察が捜査中」を理由に学校が調査を拒否したことも判明した。

いじめ申告、学校が調査拒否:神戸市の小学校
 神戸市中央区の市立小学校に通う6年男子児童が同級生からいじめを受けていたが、学校側は調査を拒否していたことがわかった。 事件の経過  神戸新聞2019年3月21日付「いじめ調査、学校が拒否していた 小6男児へ同級生が暴行を保護...

 加害児童は2019年1月に児童相談所通告措置となった。学校側は警察の捜査が終了したことを受けて初めて独自調査に動き出し、いじめが「重大事態」だと認定した。

 一方で加害者側からは、謝罪や被害額の弁済などはないままだという。

 いじめ行為そのものも極めて悪質なものである。またいじめ発覚後の対応についてもおかしい。裁判という形になるが、よりよい結果が出ることを願う。