児童の暴力行為、いじめ認知件数ともに増加の統計:大阪府の公立小学校

 大阪府の公立小学校で2018年度、児童の暴力行為の件数、いじめ認知件数ともに増加し、過去最悪となっていたことがわかった。

 児童間の暴力行為は2753件となった。またいじめ認知件数についても約3万件となり、前年度2017年度より約8000件増加した。

 認知件数そのものについては、件数そのものが増えているのか、それともこれまで見逃されてきたものを積極的に認知してきたことで結果的に増加した形になったかが判然としないという問題もあるので、増加件数のみをもって安易に結論を出すのは困難な部分もある。

 統計上の「数」の大小にこだわるよりも、個別の児童にとっては、自身や周囲が直面した事件こそが重要になってくる。

 一つ一つの事案について、必要な対応が取られ解決の方向性を作ってきたのかどうかという「質」こそが重要になる。

 また学校運営のあり方、さらには広く社会のあり方について、暴力やいじめを誘発するようなことがないのかについても、常に見直していく必要がある。