岐阜市立中学校いじめ自殺「自殺前日にトイレで土下座させられていた」

 岐阜市立中学校3年の男子生徒が2019年7月に自殺し、いじめがあったと指摘されている問題を調査している第三者委員会は2019年12月5日の調査委員会会合で、自殺前日にこの生徒が土下座させられていたという情報を明らかにした。

岐阜市立中学校いじめ自殺事件
岐阜市立中学校3年の男子生徒が2019年7月に自殺し、背後にいじめが指摘された問題。事件の経過岐阜市立中学校3年だった男子生徒は2019年7月3日朝8時頃、岐阜市内のマンションから飛び降り自殺した。生徒の自宅からは、同級生の実名を名指しし「

 調査委員会の会合は同日が9回目になる。この生徒はトイレで、加害者とされる生徒3人に対して、便器に頭を付けるような形で土下座をさせられていたという目撃情報があったという。

 調査委員会の委員長は終了後に取材に応じ、「この事件については、直接的な要因と現時点では断定できない。その一方で、一般的には、最後に受けたいじめが自殺の引き金になることが多い」「この生徒が受けたいじめの中で一番深刻なものだった」とする見解を出したという。

 調査委員会は、調査報告書を2019年の年内にもまとめたいとしている。

 トイレで土下座させられているのは、かなり深刻な状況である。個別の案件がどう影響したかについては、確かに断定的なことはいえないものの、そのほかにも明らかになっているいじめ行為が多数あり、それらが積み重なって自殺に追い込まれたのではないかとうかがわれることになる。