陸上部監督の教諭が部員に暴力行為?:熊本市立千原台高校

 熊本市立千原台高校の陸上部監督を務める男性教諭(37)が、少なくとも2019年4月以降、部活動指導中に複数の部員に暴行を加えるなどの「体罰」行為をおこなっていたと指摘されていることが、2019年11月7日までにわかった。

 同校陸上部は全国高校駅伝に複数回出場したことがある、いわゆる「強豪校」だとされている。当該教諭は2019年1月の全国都道府県対抗男子駅伝では熊本県代表監督を務めたという。

 2019年10月に通報があって発覚した。熊本市教育委員会は部員や当該監督への聴き取りで、証言の一部に食い違いはあるもの「体罰」・暴力行為そのものはあったと判断したという。今後も調査を進めた上で詳細な事実関係を認定し、その上で処分を検討するとしている。

 熊本市教委は暴力行為の態様については「調査中なので差し控える」としたものの、「ほかの事案と比較して悪質」とも言及した。

 全国区とされる部活動強豪校では、人権侵害・悪質な暴力行為ともいえるような「体罰」事案が時々発覚している。今回の件は、現時点では報道の範囲でしかわからないが、かなり深刻な事案ではないかともうかがわれる状況になっている。

 事実関係を精査の上で、必要な対応をとることが求められる。

愛知県立豊川工業高校陸上部「体罰」事件
愛知県立豊川工業高校(愛知県豊川市)で陸上部の監督を務めていた教諭が、部員の生徒に日常的に暴行・「体罰」を繰り返し、不登校や退学に追い込まれる生徒が複数でた事件。2013年に事件が発覚したが、教諭は停職処分の後依願退職、一部の部員を私的指導