保育園で児童に暴力、副園長を逮捕:福岡県宗像市

 勤務する保育園で園児を殴ってケガを負わせたとして、福岡県警は2019年10月21日、福岡県宗像市の私立認可保育所「日の里西保育園」の副園長の女性容疑者(40)=福岡市中央区白金1丁目=を傷害容疑で逮捕した。

 「園児が泣いていたので、励ますために両頬に触れただけ」として容疑を否認している。

 事件は2019年6月26日に起きた。園内で「ブリッジ歩き」の指導中、6歳の男子児童の顔面を手で殴り、打撲傷などのケガを負わせた疑いが持たれている。

 副園長は保護者に対して「どこかにぶつけたかもしれない」と話した。しかし児童は「ブリッジ歩きのときにほかの子よりも遅れたことで、副園長からたたかれた」と保護者に訴え、警察に被害届を出していた。

 また当該保育園では、容疑者となった副園長が2011年以降実質的な経営者となっていると指摘されている。その一方で、容疑者が副園長になっている期間に職員が大量に退職したり、園児の中途退園なども目立っていると指摘されている。

 副園長から児童への暴力の訴えも、宗像市が把握した分だけでも2016年度以降で11件あったとも指摘されている。

 事件は氷山の一角かもしれないという印象を受ける。刑事事件としての捜査とともに、保育園の経営状況やほかの児童への暴力・虐待の全容解明などを詳細に解明した上で改善を図っていくべきではないか。