教育実習生に暴言などのパワハラ?元実習生が訴え:兵庫・姫路市

 兵庫県姫路市立中学校で教育実習をおこなった男性が、実習中に指導教員から罵倒されたり無視されるなどのパワハラを受けて抑うつ症状を発症したと訴え、姫路市教育委員会が調査を始めていたことが明らかになった。

 報道によると、男性は普段は会社員として勤務しているが、教員免許取得のために2019年5月~6月の3週間にわたり、出身地でもある姫路市立中学校で教育実習をおこなった。

 指導案の書き方について指導教員に質問した際、「こんなことも出来ないのか」などとほかの教員の面前で罵倒されたと訴えている。また無視するような態度も度々とられたとも訴えている。

 男性は不眠や湿疹の症状が出て、抑うつ状態と診断された。実習終了後、体調悪化で仕事を欠勤せざるをえなくなったという。

 報道内容の通りならば、かなり深刻な問題である。こういうことがあってはならない。事実関係を詳細に調査した上で、必要な対応をとるべきである。

 また個別教員の行為という視点だけでなくもっと大きな問題として、教員の多忙化によって教育実習生に対応する余裕がなくなっていることが背後にあるのではという視点も、同時に検討する必要がある。

(参考)
◎他の教員らの前で「こんなことも出来ないのか」…教育実習の男性、抑うつ状態に(読売新聞 2019/10/18)