神戸市同僚教員暴行:被害者が被害届提出

 神戸市立東須磨小学校の教諭4人が同僚教員に暴力行為・パワハラ・いじめ行為を繰り返していた問題で、被害に遭って休職に追い込まれた被害者男性教諭は10月11日、代理人弁護士を通じて兵庫県警須磨署に被害届を提出した。

 加害者教諭による暴行・強要・器物損壊などの行為は、約50件にわたって指摘された。

 2018年9月4日午後、加害者教諭4人が被害者教諭を校内の家庭科室に呼び出し、加害者男性教諭が被害者を羽交い締めにし、加害者女性教諭が激辛カレーをスプーンによそって被害者の口に付け、無理やり食べさせた。また激辛カレーを顔に塗りつけるなどもした。加害者側はこの様子を動画撮影していたが、この動画には加害者とされた4教員のほかにも、別の教員が加害者側のような動きをして映り込んでいることも指摘されている。

 また、平手打ち・プロレス技をかけられる・熱湯の入ったやかんを顔に押しつけられるなどの暴力行為や、人格否定発言なども日常的に受けたという。

 被害者は仕事が終わっていないのに、加害者は被害者に対して帰宅のための送迎を強要した上、被害者所有の新車の上に乗る・故意にトマトジュースをかけて汚すなどの行為もおこなった。

 加害者は被害者に対して、「出張に行くなら甘いものを買ってくるのが礼儀やろ」と土産を強要し、被害者が土産を持っていくと「こんなんで好かれようとするな」と目の前で捨てる嫌がらせもおこなった。

 加害者は被害者のカバンに氷を入れることも複数回あったとされる。

 さらに加害者は、被害者がクラスの児童に配布するために準備したプリントにわざと水をかけたり、被害者が準備した指導案に落書きをするといった行為もおこなった。加害者は児童に対して、「あの教師の言うことは聞かなくてよい」「学級をめちゃめちゃにしたれ」などと被害者の悪口を吹聴していたことも指摘された。

 これらの行為は2018年春頃から始まり、被害教諭は2019年4月頃から不眠や呼吸困難などの症状を自覚するようになった。2019年夏になって症状が悪化し、9月の新学期以降出勤できなくなって休職を余儀なくされた。

 これらの指摘された内容は氷山の一角だというが、あまりにも悪質極まりない行為である。いじめなんて生易しい言葉では表現できないような、悪質なパワハラであり、犯罪レベルの行為である。

 刑事事件としても、必要な対応がとられるべきではないか。