神戸市立小学校パワハラ問題:加害教員は児童にも威圧的対応、被害教員は児童にていねいな対応

 神戸市立東須磨小学校の教員暴力問題で、加害教員と被害教員の両方に担任を受け持ってもらったことがあるという現在5年の児童と保護者の証言が、2019年10月11日付の「神戸新聞」に掲載されている。

 記事によると、大筋で以下のような証言が紹介されている。

 児童は3年生だった2017年当時、いじめ・パワハラ加害者の一人とされる40代女性教諭が担任だった。この教諭から「授業中に椅子を後ろに引かれて転倒させられ、胸ぐらをつかまれて立たされる」「突き飛ばされる」といった暴力を複数回受けたと訴えた。また女性教諭はほかの児童に対しても、暴言・突き飛ばす・テストの答案を破るなどの行為を繰り返していたともされる。児童は当時「学校が嫌になった」と思ったという。

 一方で4年生に進級すると、いじめ・パワハラ被害に遭った20代男性教諭が担任となった。男性教諭は児童の様子をこまめに保護者に伝えたり、期待を込めた手紙を渡すなどていねいな対応をしたことで、児童は元気を取り戻した。

 能力や資質のある教員をパワハラで休職に追い込むだけでなく、児童へも暴力行為や嫌がらせなどおかしな行為を繰り返していたという加害教員の行為は、許されることではない。パワハラについてはもちろん、児童への暴力的行為についてもあわせて調査し、しかるべき対応をするべきではないだろうか。