「飛び降りは教員からの罵倒が原因」元生徒が提訴:静岡県

 「静岡県中部の静岡県立高校2年だった2016年に、校舎から飛び降りて重傷を負ったのは、教師からの執拗な罵倒や恫喝で急性ストレス反応を起こしたことが原因」として、当時同校に通っていた女性(19)が静岡県と当該教員・当時の校長を相手取り、慰謝料約550万円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁に起こしていたことが、10月3日までにわかった。

 報道によると、経緯はおおむね以下のようになっているという。

 原告女性はほかの生徒とともに研究グループを組み、40代男性教員が指導担当者だった。2016年10月1日、所用のためにグループの研修会に参加できないと連絡を入れたところ、教員はLINEにこの生徒をなじるような書き込みをおこなった。さらに翌日には、教員は原告に電話をかけ、約50分にわたり罵倒した。

 さらに2016年10月3日には教員がこの原告を校内に呼び出し、「お前は足手まといで役立たずだ。部活も生徒会も学校も辞めろ」などと罵倒した。生徒はその直後に校舎から飛び降りてケガをした。医師は飛び降りの原因について「教員から罵倒されたストレスが原因」と診断したという。

 訴え通りならば、極めて異常で悪質なパワハラ行為である。生徒を一方的に追い詰めるような「指導」が適切であるわけがない。