化学物質過敏症:通学に影響するケースも

 HARBOR BUSINESS Onlineに『学校に通いたい……教室に充満する過剰な「香り」で化学物質過敏症に苦しむ女子高校生』が掲載された。

学校に通いたい……教室に充満する過剰な「香り」で化学物質過敏症に苦しむ女子高校生 « ハーバー・ビジネス・オンライン
香り過剰な教室で防毒マスクなしで呼吸できなくなった女子高生「娘の症状は私どもの想像を超えるスピードで悪化し、学校では防毒マスクなしで呼吸ができない状態となりました。何より困っているのは高残香性柔軟剤…

 福岡県の私立高校に通う女子生徒の様子がリポートされている。化学物質過敏症に苦しむ高校生が、同級生が着ている服の柔軟剤や合成洗剤、教室の清掃用のワックスなどにも反応するようになり、防毒マスクをしていても香りの刺激が身体に入り、震えや頭痛・めまいなどの重い症状に苦しめられて、学校への通学が困難になっている状況だという。

 化学物質過敏症の患者は増えているとされている。一方で文部科学省は、化学物質過敏症の影響で学校に通えない・通いにくい状態になっている児童生徒の状況については、調査をしたことがないという。「病気としての定義ができない」「原因物質もわからない」などという一昔前の見解に沿って、定義不能なものは調査できないという主張になっている。

 文科省としても、まずは科学的な見地を取り入れて、実態調査すべきではないかといえる。実態調査をおこなった上で、必要な対策をとっていかなければいけない。