東京・八王子市中学生自殺、第三者委員会「いじめとの因果関係はない」

 東京都八王子市立中学校に通っていた当時2年の女子生徒が2018年8月に自殺し、背景にいじめが指摘された問題で、八王子市教育委員会は8月30日、第三者による調査部会の調査報告書を発表した。

 女子生徒へのいじめはあったとしたものの、自殺との因果関係はないと判断した。

東京都八王子市で中学生自殺、背後にいじめか:第三者委員会設置へ
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 女子生徒は陸上部に所属していたが、1年だった夏休み中に家族旅行に行ったことなどで部の上級生から目を付けられていじめを受けるなどして不登校になった。2年進級の際に市内の別の中学校に転校したものの、登校できない状態が続いた。

 生徒は2018年8月に列車への飛び込み自殺を図り、約2週間後に死亡した。

 因果関係がないといえるのか疑問である。いじめの後遺症は時間が経ってから出たり悪化することもある。慎重な検討を要するのではないか。