児童を侮辱した言動で小学校教諭を減給:福島県

 福島県教育委員会は2019年8月21日、担任していたクラスで児童を侮辱する言動を繰り返したとして、県中地方の公立小学校の女性教諭(48)を減給6ヶ月の懲戒処分にした。

 教諭は2019年度、3年生の学級担任を務めていた。2019年5月28日、担任クラスで忘れ物をした男子児童に対し、ほかの児童の前で「(忘れ物を)これからも続けるんだよ。こういうの面白いから」などと侮辱するなど、高圧的な態度を繰り返した。

 さらに教諭は、この児童がノートを取るときに、定規を使わずに線を引いたのが「自分の指導とは異なる方法だったことが気に入らなかった」として、「馬鹿じゃないの」「1年生でもできるのに」などと罵倒した。

 児童はショックを受け、翌日から8日間欠席した。保護者が学校側に問い合わせ、教諭の暴言が発覚した。教諭は「体調不良」として2019年6月10日より病気休暇を取り、担任を交代したという。

 このような態度は、教師として以前に、人間として許されることではない。とんでもないハラスメント行為である。担任交代や処分は当然だとはいえども、このような行為を起こさせないようなことが必要になってくる。

 また「ノートの取り方」に難癖を付けた点も気になる。ノートの取り方など本来、大枠での指導はありえても、細かい点については児童・生徒が個人の裁量でおこなう範囲のものである。教師の決めた型を細かく押しつけ、それと異なると執拗に攻撃するような性質のものではない。このようなおかしな指導をするから、ノートを「きれいに」とることにばかり神経に向いて、肝心の授業の中身が頭に入っていないとか、そういう児童・生徒を生み出すことにもなりかねない。