仙台折立中いじめ自殺、第三者委員会報告書案でいじめ・「体罰」認定する方向へ

 仙台市立折立中学校2年だった男子生徒が2017年4月に自殺し、この生徒へのいじめが指摘されていた問題で、仙台市教育委員会の第三者委員会は7月28日、同級生からのいじめ8件を認定し「いじめが自殺の原因となった」とする報告書案をまとめ、遺族側に手渡した。

 報告書案に対する遺族側の意見も聴いた上で、2019年8月中にも内容を確定させたいとしている。

 報道によると、2016年以降、同級生に「臭い」と暴言を受けたことなど計8件のいじめを認定したとしている。また「授業中の私語をやめさせる」などとして、教諭が生徒の口にガムテープを貼ったことなど、2件の指導を「体罰」だと指摘し、教諭の行為が生徒へのいじめを助長させたとも指摘した。

 報告書案の内容は案の段階でもあり、現時点では報道ベースの話でしかわからない部分はある。しかしそれでも、いじめがあったことを指摘し、因果関係を認めたことがうかがえる。また教諭の行為がいじめにも影響を与えたことも、重く受け止めなければならない課題である。