東京都で教科書採択、都立中高一貫校で育鵬社引き続き採択

 東京都教育委員会は2019年7月25日、都立特別支援学校および都立中高一貫校・中等教育学校での教科書採択を実施した。

 中学校教科書は通常なら4年に1度の採択替えの年になるが、2019年度については、2021年度からの新学習指導要領実施の関係で採択が変則的となる。2019年度(2020年度使用)については2015年度採択を原則的に踏襲し、本格的な中学校教科書採択は来年度2020年度となっている。

 特別支援学校のうち「聴覚障害」「肢体不自由・病弱」の各区分と、中高一貫校・中等教育学校計10校すべてで、社会科歴史的分野・公民的分野ともに、2015年度に採択された育鵬社教科書が引き続き採択された。

 予想されていたこととはいえ、記述に重大な問題点が多数指摘されている育鵬社が採択されたことは極めて残念な結果である。2020年度以降は別の教科書が採択されるよう望みたい。