クラスの児童への不適切指導で一時不登校に:和歌山市の小学校

 和歌山市立伏虎義務教育学校で2018年度、当時小学校3年を担任していた男性教諭(30代)が、担任クラスの特定の児童に対して不適切指導を繰り返して不登校に追い込んだとして、教育長から厳重注意処分を受けていたことが7月24日までにわかった。

 報道によると、この教諭は2018年1学期、心因性頻尿と診断されていた児童に対して、この児童が授業中にトイレに行きたいと訴えた際に「今行ったばかりやろ」などと発言して行かせなかった行為を、複数回にわたっておこなった。

 さらに、「親に見せる」などとしてこの児童の教室内の様子をデジタルカメラで撮影する行為を複数回おこなった。また授業中に、この児童の机を教室前方に引っぱり、本来の座席ではなく教師の前で授業を受けさせようとするの行為もあった。

 児童は2学期以降、不登校状態になった。進級して担任が交代したことで、登校を再開したという。しかしカメラを見ると必要以上におびえるなどの後遺症が残っているという。

 児童に精神的苦痛を与え不登校にさせるような行為が、正当な指導であるわけがない。個別の状況に応じた指導を検討していく必要がある。