主権者教育、「政治・経済」の授業で模擬投票実施:京都の高校

 朝日新聞2019年7月19日付に『高校生「わたしも主権者」 模擬投票で政治を身近に』が掲載されている。

 主権者教育の一環として、京都府の高校で模擬投票を実施した様子がリポートされている。

 2年生の「政治・経済」の授業の一環として、憲法9条に関する各党の主張・見解を班ごとに調査した上で、政党名を書くことを想定した模擬投票を実施したことが紹介されている。投票箱は地元地域の選挙管理委員会から借りた本物だという。

 またほかにも、消費増税や高等教育無償化などをテーマにした授業も実施した。

 3年前の2016年参院選より「18歳選挙権」が導入されている。高校3年生の一部も有権者ということになる。18歳選挙権の導入に伴い、高校生を中心に、政治や選挙の仕組みについての理解を深めるなど主権者意識を涵養する「主権者教育」の重要性が指摘されるようになった。

 18歳選挙権と主権者教育については、生徒が適切な判断ができるような形で、これからもしっかりと力を入れて取り組んでいく必要があるテーマだといえる。一方で記事では、今回の授業を担当した教員の談話として、「18歳選挙権が初めて導入されて注目された2016年参院選時点よりも関心が薄れているのではないかと感じる。今後も主権者教育に力を入れて取り組む」という趣旨が記されている。

 高校生、および大学生や若い世代の政治参加のあり方についても、主権者教育との絡みでしっかりと位置づけていく必要がある。