大阪府吹田市立小学校いじめ:被害者側が市に意見書提出

 大阪府吹田市立小学校に通う女子児童が長期にわたっていじめを受けPTSDを発症した問題で、被害児童の両親は7月5日、代理人弁護士を通じて、吹田市長と市教育長宛に再発防止や「同種事案については中立な第三者委員会を速やかに設置すること」などを求める意見書を提出した。

 当該案件は、吹田市立小学校に通っている女子児童が、1~3年だった頃に同級生の男子児童数人から暴行や暴言などのいじめを受けるなどしたものである。児童は加害児童から暴行を受けて骨折するなどし、またストレス性の視力障害やPTSDを発症するなどもした。当時の担任教諭がいじめを放置したことや、第三者委員会の設置が遅れたことも指摘された。

 後藤圭二吹田市長は、当該案件に関する対応の遅れに言及して被害児童・保護者に謝罪する意向を示した上で、市の行政としても対応策をとる仕組みを作りたいとした。

 教育行政の独立性には十分に配慮しながらも、ことは児童の安全や人権にかかわるものでもあり、自治体としても可能な限りの対策をしていくことが求められる。