大阪市立中学校不登校事案:第三者委員会「いじめ」認定

 大阪市立中学校で2016年、当時1年だった女子生徒が同級生からいじめを受けて不登校になった事案があった。

 この事案について大阪市教育委員会の第三者委員会が6月18日に調査報告書をまとめ、この生徒に対する同級生からのいじめがあったことを認定した。

いじめの経過

 報告書は非公開とされたが、報道によるといじめの概略は以下の通りだという。

 生徒は2016年4月以降、同級生から腕を叩かれるなどの暴行を複数回受け、2学期以降不登校になったという。これらの行為についていじめと判断した。

 学校側は被害生徒への家庭訪問や加害生徒への聴き取りはおこなったものの、いじめだとは明確に認識せず、「いじめ対策委員会」なども設置していなかった。

 報告書では、学校は「いじめ対策委員会」を設置して対応すべきだった、また教育委員会も設置を指導すべきだったとして、学校側の対応の遅れを指摘した。

対応の遅れ

 いじめ事件について、明確にいじめだと認識できず、対応の遅れや不十分さを招いた形になったと指摘されている形になった。教訓をていねいに明らかにし、同種事件への対応についての認識を深めていく必要がある。