大阪府八尾市立小学校いじめ事件「不登校はいじめ原因」調査報告書

 大阪府八尾市立小学校6年の女子児童が4~5年時にいじめを受けて不登校になるなどした問題で、八尾市教育委員会が設置した第三者委員会が「不登校はいじめが原因」「学校側の対応が遅れた」などとする調査報告書をまとめていたことが、6月17日までにわかった。

 このいじめ事件では、児童は同級生の男子児童から暴言を受けるなどしていた。4年生だった2018年2月には、加害児童から暴行を受けて骨折するなどした。

 5年進級後の2018年秋頃から不登校状態となり、PTSDと診断されていた。

 被害児童は骨折によって、指が曲がりにくくなるなどの後遺症があったと指摘されている。また不眠や幻覚などの症状で苦しめられ、暴言を受けたトラウマから精神的に不安定になり、自殺をほのめかすような言動もあったとされる。

いじめで骨折・PTSDに、第三者委員会が調査:大阪・八尾市立小学校
 大阪府八尾市立小学校6年の女子児童が、同級生から暴言や暴力などのいじめ行為を受けて不登校状態が続いていることが、4月1...

 報道によると、第三者委員会では加害児童の暴言や暴力行為をいじめと認定した上で、不登校といじめとの間に因果関係があると判断した。

 また、学校側については、いじめと認識するのが遅れるなど対応が不十分だったことも指摘しているとされる。

 報道の範囲での判断にはなるが、いじめの状況も悪質であるといえる。また学校側の対応についても、ていねいに検証した上で同種事件への対応の教訓としていく必要がある。