黒板に「生徒をいじめよう」書き込み、教諭を減給処分:福島県

 福島県教育委員会は5月17日、特定の生徒を名指しし、黒板にこの生徒へのいじめを呼びかけるような書き込みをおこなったとして、県南地域の公立中学校で当時3年の学年主任だった男性教諭(48)を減給10分の1・1ヶ月の懲戒処分にした。

 事件は2018年10月10日に発生した。教諭は3年生の授業中、男子生徒に対して「髪の毛に整髪料が付きすぎている」と指摘した。さらに教諭はこの生徒を名指しし、黒板のクラス目標欄に生徒の名前と「調子にのっているからみんなでいじめよう」と書き込んだ。

 同日中に、校内巡回をしていた校長が黒板の書き込みに気づき、文字を消させたうえで当該生徒に謝罪させた。

 名指しされた生徒は事件後不登校気味になり、3学期は2日しか出席できないまま卒業した。4月からは高校に進学したという。

 教諭は事件について「冗談のつもりだった」と弁明したとされる。しかし冗談では済まされないほど、悪質な行為である。このような行為は、教師による生徒いじめ行為そのものである。

(参考)
◎中学教諭が黒板に「いじめよう」(NHK福島放送局 2019/5/17)
◎クラス目標欄に教諭、中3男子を「皆でいじめよう」(読売新聞 2019/5/17)