バレーボール部暴力事件、当初「ケガなし」と発表も実際は負傷

 兵庫県尼崎市立尼崎高校バレーボール部コーチの男性臨時講師(28)が4月29日、部活動指導中に生徒を平手打ちするなどした事件について、尼崎市教育委員会は5月14日までに、生徒が脳しんとうと鼓膜損傷のケガを負っていたと発表した。

バレーボール部コーチが部員平手打ち:兵庫県尼崎市立尼崎高校
 兵庫県尼崎市立尼崎高校で男子バレーボール部コーチを務める20代男性臨時講師が、部活動指導中に部員に対して平手打ちなどの...

 市教委は事案公表の5月9日時点では、生徒にケガはないと発表していた。

 市教委の発表では、顧問の男性監督からの聴き取りを元に、「この生徒が『大丈夫です』と監督に告げていた」として、ケガはないと判断していた。しかしその後、被害生徒は別の指導者に負傷を伝えていたとしている。

 不正確な情報で発表したのは、生徒や関係者にも思わぬ二次被害を与えることにもつながりかねず、問題ではないか。