認定こども園で虐待か?第三者委員会が調査:和歌山・高野町

 和歌山県高野町の町立認定こども園「高野山こども園」で職員から園児への虐待疑惑が浮上し、高野町が第三者委員会を設置して調査をおこなっていることがわかった。

 関西テレビ2019年4月17日のニュースで報じられている。

問題の経過

 同園は町で唯一の認定こども園で、町内には他の幼稚園や保育所は存在しない。高野町が町立園として設置し、学校法人高野山学園に運営を委託している。

 報道によると、疑惑の内容は以下のようになっているとされている。

 同園で2019年1月、園児の昼寝の時間に、20代の女性職員が防犯用のさすまたを取り出し、別の職員に対して「さすまたって向けられたら怖い」などと発言したとされる。園児も同じ部屋にいたという。保護者は「昼寝の時間に寝かしつけるとき、さすまたを向けて脅しているのではないか」と疑念を持ったと訴えている。

 またこのほかにも、2018年1月には、女性保育士が雪かき中に園児が保育士のスコップにぶつかってケガをする事故があったが、当該保育士は園児の手当をせずに「そんなところで走っているからや」と暴言を吐いたことも指摘された。

 そのほか、以前から複数の職員が園児の頭をたたく・体を引っぱる・暴言を吐くなどの行為を繰り返しているとも指摘されている。

 度重なる虐待疑惑を不審に思った保護者らが2018年5月に情報開示と調査を要望したものの、園側は2019年3月になって「虐待はなかった」などとする説明会を開いたとされる。

ていねいな事実関係の調査を

 指摘されている内容は、虐待行為ということになる。幼い子どもだから被害を十分に訴えられないとでも軽く扱っているとすれば、それはとんでもないことである。

 現時点でははっきりしない部分もあるが、事実関係をていねいに調査した上で、必要な対応を取っていく必要がある。