男子生徒自殺、いじめあった?:佐賀県の私立中学校

 佐賀県基山町の私立東明館中学校は4月6日、同校2年(当時)の男子生徒が2019年3月23日に自殺していたことを発表した。この生徒へのいじめがあった疑いが浮上し、第三者委員会を設置して調査する方針を示した。

事件の経過

 生徒は終業式翌日の2019年3月23日に自殺した。

 4月1日になり、保護者から学校と佐賀県法務私学課に連絡があった。生徒の自殺の事実関係を知らせた上で、いじめについて訴えたとされる。

 学校側の記者会見では「いじめがあった疑いを持っている」としたものの、生徒が自殺したときの状況や遺書の有無・いじめとされる内容についての具体的な訴えなど詳細については「遺族側の意向」などとして「現時点では答えられない」とした。

 学校側によると、この生徒は部活動に所属し、また不登校などの異変は見られなかったとしている。学校側は定期的にいじめアンケートをおこない、直近のものは2019年2月だったが、生徒の回答内容については「第三者委員会に委ねる」として公表しなかった。

 詳細については学校の発表や報道では必ずしも明らかになっていない部分もあるものの、保護者がいじめを訴え、また学校側がいじめを疑って調査を始めるという状況になっている。

(参考)
◎中2自殺「いじめの疑い」 第三者委設置、佐賀の私立中(朝日新聞 2019/4/6)
◎佐賀の中2自殺、いじめの可能性 私立校、第三者委設置(佐賀新聞 2019/4/6)
◎春休み初日、中2男子が自殺…いじめの可能性も(読売新聞 2019/4/6)