群馬県立高校いじめ自殺、学校が調査結果まとめる

 群馬県立勢多農林高校(前橋市)2年だった女子生徒が2019年2月にいじめを訴えるようなメモを残して自殺した問題で、学校は3月31日に調査結果を発表した。

群馬県立高校いじめ自殺:学校側が調査状況説明
 群馬県立勢多農林高校(前橋市)2年の女子生徒が2019年2月に自殺し、背景にいじめがあったことが指摘された問題で、校長ら学校関係者は3月12日に生徒宅を訪問し、保護者らに学校での調査状況を説明した。  応対した父親によると、「何を聞...

 生徒の自殺の約2週間前に、「3年生を送る会」の準備での打ち合わせで、配役のについて意見が食い違った際、周囲の生徒から「なぜ(自殺した生徒)がやるのか」「他に似合う子がいるのに」などの発言があったという。学校側はこのトラブルについて、いじめ防止対策推進法で定義する「いじめ」に該当すると判断した。

 しかしその1件のトラブル以外については、同級生に聴き取りをおこなったもののの確認できず、継続的ないじめはなかったと判断した。

 遺族側は学校の調査について、「都合のいいことしか答えていない」「いじめと自殺との因果関係について聞いても答えなかった」などとして、不満を示しているとされる。

 調査は現時点では不十分となっている。もっと詳細に調査していくべき案件ではないか。