バレーボール部顧問教諭が暴力行為、生徒を自殺未遂に追い込む:長崎

 長崎県教育委員会は3月26日、生徒に「体罰」・暴力行為を加えて自殺未遂に追い込んだとして、県内の公立中学校の男性教諭(40)を停職1ヶ月の懲戒処分にした。

事件の経過

 バレーボール部の顧問教諭は2018年5月13日と2019年1月11日の2度にわたり、部員を練習試合に出させず、試合会場で宿題をするように指示した。生徒は宿題を終わらせて試合出場を要望したが、教諭は「簡単には試合に出せない」といいながら生徒を殴るなどした。

 生徒は2019年1月の事件の翌日の1月12日、「体罰」やいじめを苦にする遺書を書き、自宅2階から飛び降りて腰の骨を折る大けがをした。一時入院したが、退院して通学を再開しているという。

 教諭は2017年にも別の生徒への「体罰」事件で文書訓告を受け、1年間の研修プログラム受講を指示されていた。2018年5月の事件時は研修期間中だったという。

 いじめについても、学校が設置した調査委員会では、同級生がこの生徒の悪口を言っていたことを認定する方向で調整しているとしている。

 暴力行為を繰り返すような教諭への処分としては、軽すぎるという気がしてならない。しかも自殺未遂の重大な事態を招いたことは、重く受け止める必要があるのではないか。