担任教諭の暴言・人権侵害行為、クラス全員が担任の懲戒免職求める嘆願書:山口県立高校

 山口県立下松工業高校(下松市)で1年を担任する教諭が、担任クラスで暴言や人権侵害行為を繰り返したとして、クラスの生徒全員から懲戒免職の嘆願書が出されていたことがわかった。

 報道によるとこの40代男性教諭は2018年10月、担任クラスの男子生徒に対して「髪が長い」などとしてバリカンで無理やり丸刈りにした。また教諭は当該生徒に対して、普段から授業中に「ばか」「お前は病気だ」などの暴言を繰り返していた。被害に遭った生徒は体調を崩し、2018年12月には一時登校できない状態になった。

 教諭は他の生徒に対しても、授業や部活動などの際に暴言を繰り返していたと指摘された。

 2019年2月には、このクラスの生徒40人全員と保護者39人の連名で、担任教諭の懲戒免職を求める嘆願書を山口県教育委員会に提出した。

 学校側は、生徒の頭を丸刈りにしたことなどの事実を事件直後に把握していたが。県教委には報告していなかった。県教委から署名提出の内容を知らされて初めて報告したとしている。

 学校側は2019年3月に説明会をおこない、生徒側に謝罪した。「県教委が詳細な聴き取りに入る」とした上で、当該教諭を新年度は担任から外すなどの措置を検討している。

 明らかになっている範囲だけでも、極めて悪質ではないか。事実関係を詳細に確認の上で、生徒が安心して学べる環境作りが重要である。