いじめ申告、学校が調査拒否:神戸市の小学校

 神戸市中央区の市立小学校に通う6年男子児童が同級生からいじめを受けていたが、学校側は調査を拒否していたことがわかった。

事件の経過

 神戸新聞2019年3月21日付「いじめ調査、学校が拒否していた 小6男児へ同級生が暴行を保護者報告 神戸」によると、事件の経緯はおおよそ以下の通りだという。

 児童は2019年9月、同級生の男子児童から校外で暴行を受けた。保護者は2019年10月に被害を把握し、学校にいじめ被害を連絡するとともに、兵庫県警灘署に被害届を出した。

 しかし学校側は、「警察の捜査が終わるまで動けない」として、被害申告があった時点での調査を拒否した。警察は2019年1月、加害児童を暴行の非行事実で児童相談所に通告した。

 通告が決まったことを受けて、初めて学校側は調査を開始した。いじめは約2年前から続いていたことがわかった。さらに保護者によると、約6万円の金銭を恐喝される、殴る蹴るなどの暴行を受けるなどの行為もあったという。

 警察の捜査を理由に、学校が独自調査を拒否する理由はない。学校としても調査をおこなうべき案件ではないか。いじめ事件への対応がおかしいと感じる。