柔道部指導中に「行き過ぎた指導」で教諭処分:秋田県立高校

 秋田県教育委員会は2月18日、柔道部の指導中に「危険な行き過ぎた指導」を繰り返したとして、県央部の県立高校に勤務する男性教諭(30代)を減給1ヶ月の懲戒処分にした。

 秋田県教委の発表によると、この教諭は柔道部で「乱取り」稽古中、生徒の体を壁にぶつけたり、肘打ちしたりするなどの行為を複数の生徒に対して繰り返したという。けが人などはいなかった。

 一方で秋田県教委は教諭の行為を「体罰」・暴力行為とは判断せず、「行き過ぎた指導」とした。

 こんな行為が論外であることは疑いの余地はない。しかし柔道の練習中に頻繁に壁にぶつけたり肘打ちするなど、通常は考えられない。このような事故が頻繁に起きるのなら指導者の能力・適性や設備などについて再検証が加えられるべきということになるし、故意におこなった暴力行為とみるのが普通ではないか。このような行為を「指導」扱いすることに疑問を感じる。

(参考)
◎柔道の部活で危険な指導 県央部高校の30代教諭を減給処分(秋田魁新報 2019/2/19)