空手道部で暴力的指導発覚:山形県の私立高校

 山形県酒田市の私立酒田南高校は2月15日、空手道部の男性監督(50代)が暴力的な「指導」をおこなっていたことを公表した。

 当該監督は早期退職制度による退職を申し出て、2019年1月中旬より出勤していないという。

 監督は酒田南高校に保健体育科教員として採用されて空手道部を創設し、指導にあたってきた。その後系列校の天真学園高校(山形県酒田市、2018年閉校)に異動して空手道部を指導した。学校再編により、2018年度より酒田南高校に異動した。

 監督は天真学園高校時代と酒田南高校時代の2016年~18年にかけて、「ごみのように捨てられたおまえを拾ってやった」などと部員に暴言を吐いたり、砂利の上に長時間正座させるなどの行為をおこなっていた。

 また部員とその保護者に対して、「保護者ともども監督の決定した処罰に異存なく従う」などとした誓約書を提出させるなどしていた。

 2018年10月、「体罰」や不適切指導への苦情が複数件寄せられたことで発覚した。円形脱毛症やうつ病を発症した部員もいたとされる。

 学校側は調査をおこない、暴力的「指導」は事実だと判断した。学校側は、年齢的に早期退職制度の対象になるとして年度末での退職勧奨をおこない、監督は退職を申し出たという。

 あまりにもひどい暴力行為、虐待行為である。こんなものを「指導」だという名目で正当化させてはならないし、このようなことを起こさせてはならない。