大学・高等教育での給付型奨学金を拡充方針:政府案

 政府は2018年12月28日、2020年度以降の高等教育負担軽減策の概要を正式に決定した。

 大学等での高等教育にかかる給付型奨学金について、給付額を最大で約91万円(私立・自宅外から通学の場合)に引き上げるなどの施策を盛り込んでいる。

 2019年の通常国会で関係法令の整備を目指す。

 給付型奨学金の導入や拡充は、これまでも強く求められてきたことではある。その一方で、制度が導入されたことは喜ばしいとはいえども、対象者数が大幅に少ないことや、対象者選考の事務処理にあたる高校担当教員の事務作業が繁雑になることなど、課題も指摘されてきた。

 少しでも拡充されることは好ましいことではあるものの、制度としてはまだまた十分とはいえない部分も残されている。対象人数、給付額ともに、引き続いての拡充策の整備が求められている。