禁煙誓約書と引き換えに学生証交付へ:追手門学院大学

 追手門学院大学(大阪府茨木市)は12月21日、2019年度新入生より、大学敷地内と周辺・通学途中の禁煙を誓約する書面を新入生に提出させ、書面と引き換えに学生証を交付すると発表した。

経過と疑問点

 同大学では2019年度に新キャンパスを開設することを機に、新キャンパス敷地内を全面禁煙とする。受動喫煙防止として、新入生より誓約書を提出させることにした。

 誓約書提出については、以下のように説明しているという。

追手門学院大は「学生を社会に送り出す機関として、在学中に禁煙習慣を身につける環境を整える必要があると考えた」と説明している。

(毎日新聞2018年12月22日 「入学する学生に禁煙誓約書」追手門大、学生証と引き換えに)

 敷地内禁煙と受動喫煙防止ということ自体は、昨今の社会状況を考えると、求められていることだとはいえる。

 しかしその一方で、誓約書提出にまで踏み込むのは、大学として学生の自主性を尊重せずに管理する恐れがあるのではないかという別の観点から不具合が生じることにもなる。もっと他の方法で受動喫煙防止を啓発していくべきではないか。