野球部監督が部員12人に暴行:愛知県の私立高校

 名古屋市瑞穂区の私立名古屋経済大学高蔵高校で野球部監督を務める男性教諭(47)が、部員12人に暴力行為を加え、うち3人にケガを負わせていたことがわかった。

事件の経過

 事件は2018年11月9日午後6時頃に発生した。

 部員28人を集めた部活動のミーティングの際、教諭は「部内の携帯電話ルールを守らなかった」として、1・2年生の部員12人を次々と殴るなどした。うち3人が、頬が腫れたり鼻血が出るなどのケガを負った。

 学校側に連絡があり、事件が発覚した。教諭は「部内では自主的に携帯電話を学校に預けるルールを設けている。しかし当該生徒12人がそのルールに従わなかったことに感情的になった」として、暴行の事実を認めたという。

 当該教諭は元プロ野球選手で、引退後に教員免許を取って同校に教諭として採用され、野球部監督に就任したという。学校側はこの教諭を指導から外す措置をとった。

 この事件では、目撃者が暴行の様子の動画を撮影し、マスコミにも提供されたという。

高校野球部で暴行か 監督「携帯電話でカッとなり」(18/11/13)

 本人も「感情的になった」と認めているように、感情的な暴行だというほかはない。このような行為は、とても教育的な対応とはいえない。

 暴行のきっかけとなったのは、野球部として自主的に設けていた部内ルール。このルールがなぜ設けられたのか・生徒の合意と納得によるものだったのかという根本から問われなければならないし、「決まりを守らなかった」といって感情的になるのが正当化されないことであるということにも留意する必要がある。