埼玉県川口市立中学校いじめ訴訟第2回口頭弁論、市側の不可解な対応

 「埼玉県川口市立中学校在学中に、所属していたサッカー部で部員からのいじめや顧問教諭からの暴力行為を受け不登校になったのは、学校や市教委が適切な対応を怠った」からだとして、被害生徒(現在高校生)が訴えている訴訟の第2回口頭弁論が、10月30日にさいたま地裁で開かれた。

 川口市はいじめの認否を「次回(2018年12月26日予定)の口頭弁論で提出する」とし、またいじめについて具体例の提示を生徒側に求めた。

 原告側弁護士は「時間稼ぎとしか思えない」と批判したという。

 原告側は「いじめがあったことは川口市教委の第三者調査で認定された事実。いじめの事実関係そのものを争っているわけではなく、いじめについての学校側の対応が不適切だったことを問題にしている」「市教委が提示を求めた『LINEなどでの中傷』などのいじめの具体例については、第三者委員会に提出して被告の市教委側が持っているはずの資料。おかしい」としている。

 川口市の対応は時間稼ぎでもあり、嫌がらせ・言いがかりに近い言動ではないかとも受け取れる。いじめに対して真摯に向き合う気があるのか、わざとおかしなことを言い立てて訴訟を引き延ばすことで原告側が折れることを狙っているのかと、疑問に感じる。

◎<川口いじめ訴訟>市側、認否は12月に 誹謗中傷やいじめ行為の具体例求める 生徒側「時間稼ぎ」(埼玉新聞 2018/10/31)