東温市中学生自殺、第三者委員会「いじめ」認めず:愛媛県

 愛媛県東温市立中学校1年の男子生徒が2017年9月に自殺した事案について、東温市教育委員会は10月26日、いじめと自殺には因果関係は認められないとする第三者委員会の報告書を発表した。

報告書で指摘された内容

 生徒は2017年9月14日、自宅で自殺した。

 第三者委員会の調査委員会では、同級生の女子生徒が集団で、「ウザい」「静かすぎて変」などとこの生徒への悪口を言っていたことを確認した。また自殺した生徒が「部活動で嫌なやつがいる」「辛い気持ちを押して登校している」などと話していたことも確認した。

 しかし女子生徒からの悪口については、そういう事象があったことを確認したとしながらも、発言者が特定できなかったなどとしていじめとは認定しなかった。

 また部活動でのいじめも「確認できなかった」と結論づけた。

 第三者委員会としては、生徒は「何らかの悩みを抱えていた」としたものの、いじめが原因の自殺ではないと結論づけた。

 しかし、これは「いじめと認めない」という結論が先にありきで、その結論にあわせるように事実を解釈したというように見えてならない。

(参考)
◎愛媛の中1自殺、いじめ認めず 第三者委が報告書(共同通信 2018/10/26)
◎東温市中学生自殺“いじめ原因ではない”(NNNニュース 2018/10/26)