鹿児島市立中学校生徒自殺事件:生徒の保護者が認識示す

 鹿児島市立中学校3年の男子生徒が9月3日、担任教諭からの個別指導を受けた直後に自殺した問題で、生徒の保護者がマスコミ取材に応じ、学校側の発表に反論した。

事件の経過

 事故当日の9月3日は始業式だった。夏休みの宿題の一部が提出できていないとして、放課後に担任教諭(40代女性)がこの生徒を呼び出して指導した。生徒はその直後に学校にカバンを置いたまま行方不明になり、午後6時過ぎに自宅で自殺しているところを家族に発見された。

 学校側によると、生徒を個別指導した時間は10分程度で、生徒は進路に悩んでいた様子だったと話したという。

 しかし保護者によると、同級生から聞いた話として、宿題を忘れた複数の生徒が一緒に呼び出されたが、他の生徒は10分程度で帰され、この生徒だけ40分くらい指導を受けていたという。

 また母親は「進路に悩んでいる様子はなかった」とも証言した。

気になる指摘が

 この事件に関連して、一部報道では気になる指摘がされている。

 毎日新聞によると、以下のような内容が記されている。

毎日新聞2018年9月5日『鹿児島 中3男子が自殺 2学期初日、担任の個別指導後』

 女性教諭を巡っては昨年末、生徒らに大声をあげるなどして保護者が学校側に改善を求めていた。数年前には生徒を正座させ、髪をつかむなどの体罰があったとして生徒側が学校に抗議していた。

 普段から暴力的な行為や威圧的な「指導」を繰り返して問題になっていたという指摘。自殺直前の「指導」についても、詳細に明らかにする必要がある。