生徒の携帯電話を取り上げようとした教師が反撃受ける:兵庫・多可町

 兵庫県多可町の中学校で、「対教師暴力」で生徒が逮捕されたとするニュースが流れた。

 神戸新聞の報道によると、事件の経過は以下のようである。

携帯電話でもみ合いに 中2男子が教諭にひざ蹴り
(神戸新聞 2018年8月14日)

 兵庫県警西脇署は14日、傷害の疑いで兵庫県多可町内の中学2年の男子生徒(14)を逮捕した。

 逮捕容疑は1日午前10時50分ごろ、男子生徒の通う中学校の教室で、男性教諭(37)の首をつかんで投げ飛ばしたり腹部を膝で蹴ったりして、目などに全治2週間のけがを負わせた疑い。

 同署によると、夏休みの補習で登校した男子生徒が、教室で触っていた携帯電話を男性教諭に取り上げられそうになり、もみ合いになったという。

 もちろん暴力を肯定するというわけではないということが大前提だが、記事で報じられている内容は、かなり引っかかる内容である。

 生徒の暴力行為への対応とは別個の問題として、教師に何の権限があって携帯電話を取り上げようとしたのか。その点から問われる必要がある。

 学校の外で同じことをすれば、教師が暴力行為をおこなったとして扱われてもおかしくないことでもある。

 一方で学校内ではこういう行為がまかり通っている。学校内だから「決まりだから」「校則だから」という理屈を掲げているとも思われるが、それでは済まされないことである。そもそも、取り上げることに合理性があったのかという根本から問われなければならない。