滋賀県高島市立小学校いじめ事件:被害者が市を提訴「学校はいじめ防止義務怠った」

 滋賀県高島市立小学校6年だった2016年当時に同級生からいじめを受けて不登校になったなどとして、現在中学校2年の女子生徒と保護者が高島市を相手取り、「学校側がいじめ防止義務を怠った」などとして約400万円の損害賠償を求めて大津地裁に提訴した。

提訴は2018年8月9日付。

事件概要

 報道によると、いじめの事実関係はおおむね以下のようになっているという。

 児童は2016年9月、トイレ掃除中に同級生3人から水をかけられたり、悪口を言われるなどのいじめを受けた。児童は腹痛などを訴えるなど体調を崩し、ストレスが原因の心身症と診断されて一時入院した。

 退院後もいじめは続き、学校に通えなくなった。別室登校になったものの、構内放送で加害児童の声が流れる様子を聞いたことで再び登校できなくなり、卒業まで不登校になった。

 児童側は、学校側が具体的措置をとらなかったと主張している。

 報道の範囲では概略しかわからないものの、相当ないじめがあり、また学校側の対応も不十分だったことが読み取れるものとなっている。

 いじめの事実関係を詳細に解明した上で、被害者側への真摯な対応を取り、また同種事案への対応策を検討していることが必要になってくる。