地盤沈下で運動場が傾斜:浜松市の中学校

 静岡県浜松市立三ヶ日中学校(浜松市北区)で、地盤沈下によって運動場が傾斜するなどし、教育活動にも影響が出ていると報じられている。

 『読売新聞』2018年7月12日『高低差1・3m、傾いた運動場…けが人相次ぐ』が報じている。

記事で報じられた経過

 読売新聞の記事によると、経過は以下のようである。

 同校は1975年開校。湖の一部を埋め立てて造成した場所に立地している。少なくとも30年ほど前(1980年代半ば)から地盤沈下が確認され、運動場の傾斜やでこぼこに足を取られて転倒する生徒が続出し、ケガをした生徒もいる。運動場の傾斜は2018年6月時点で最大1.3メートルになっている。体育の授業は運動場ではできない状態になり、隣接する市立グラウンドを借りておこなっている。

 また地盤沈下の影響で、校舎や体育館の下に空洞ができ、亀裂や段差も生じている。

 浜松市は「校舎の耐震工事などを優先しているうちに、運動場の修繕は後回しになった」としている。2018年度中にも改修工事に着手したいとしている。

早急な対策を

 湖を埋め立てて造成したという経過から、地盤の弱さはある程度予測されていたものではないか。学校建設の際や、地盤沈下の状態に気づいてからも、速やかに改修工事ができなかったものなのだろうかという疑問を感じる。

 また、学校は一般的にいって、自然災害の際の避難所にもなりうる場所でもある。平時でこれだと、大地震の時には校舎自体が被害を受けることも考えられることになる。

 早急な対策が必要ではないか。