渡り廊下から生徒が転落して死亡:大阪・大東市の中学校

 大阪府大東市立南郷中学校で2018年7月9日、1年生の男子生徒が校舎渡り廊下の吹き抜けから転落する事故が発生した。生徒は意識不明の状態で病院に運ばれたが、死亡が確認された。

事故の経過

 報道によると、事故の経過は以下のようである。

 事故当時は休み時間で、死亡した男子生徒は、校舎と校舎をつなぐ円形の渡り廊下(4階部分)で遊んでいた。

 渡り廊下には中央に吹き抜けがあり、吹き抜けの周囲には高さ約1.6メートルの柵が設置されていた。

 生徒は同級生ら数人とともに、柵を乗り越えて吹き抜けを飛び越える遊びをしていたとされる。その際に誤って転落し、約12メートル下の1階部分に落下したとみられている。

 突き落とされた、ないしは飛び降りを強要されたなどについては、現時点では「ない」としている。

転落事故を招きかねない構造

 テレビニュースで、事故現場の渡り廊下の様子が映されていた。

NHKニュース(2018年7月9日)

事故現場(NHKニュース 2018年7月9日)
※テロップでは「重体」となっているが、その後死亡が確認されている

 吹き抜けについては、直感的な感想ではあるが、正直言って「そこにある必然性を感じない」ような印象も受ける。

 事故の検証や分析はしかるべきところがおこなうことになるのだろうが、渡り廊下の構造そのものに問題があったかどうかについても、ていねいに検証していくべきではないかとも感じる。

(参考)
◎校舎から男子中学生転落し重体(NHKニュース 2018/7/9)
◎校舎4階渡り廊下から転落、中学1年男子が死亡 大阪(朝日新聞 2018/7/9)
◎中学校校舎4階から転落の生徒死亡 渡り廊下吹き抜け、遊んでいて誤って転落か 大阪・大東(産経新聞 2018/7/9)