部活動指導中の暴力で野球部監督解任:群馬県立高校

 群馬県立大間々高校で、野球部監督を務めていた男性教諭(55)が、部員に暴力行為・「体罰」を繰り返していたとして、学校側が2018年6月に監督を解任していたことがわかった。

事件の経過

 報道によると、事件の経過は以下のようである。

 当該教諭は少なくとも2017年以降、野球部の指導中に、複数の部員に対して、バットの柄で腹部を突く・首のあたりをつかんで手で揺さぶるなどの「体罰」・暴力行為を繰り返していた。

 2018年6月上旬に群馬県教育委員会に匿名での通報があり、学校側が調査したところ、教諭は事実関係を認めたという。

 学校側は6月7日付で当該教諭を監督から解任し、後任の監督には別の教諭を充てた。

動機は許されない

 当該教諭は事件について「夏に一勝したいという思いでやった」などと話したという。

 しかし、暴力を伴う「指導」で競技力が向上するわけではない。科学的な知見に基づかないだけでなく、生徒を暴力で萎縮させるのは人権侵害にもあたる。

 この手のスポーツ系部活動の指導者が、「体罰」・暴力行為をおこなった際の加害動機について、この手の主張をおこなうことは珍しくない。また同じような言い訳かとうんざりするが、このような行為自体があってはならないし、暴力による「指導」の根絶を図らなければならない。

(参考)
◎体罰 大間々高野球部、監督解任 /群馬(毎日新聞 2018/7/3)
◎バットで複数部員に体罰 大間々高野球部監督解任 群馬(産経新聞 2018/7/3)